YOKOSUKA うみかぜ Gomi 0 Park 2023年度第2回レポート

屋外のイベントでありながら、毎回お天気に恵まれているYOKOSUKA うみかぜ Gomi 0 Park。
1月14日、今シーズン2回目の開催となりました。

このイベントは横須賀市のうみかぜ公園にて、「ごみゼロ」をテーマにエコマルシェ・フリーマーケット・ゴミ分別紙芝居・SDGsに関するワークショップ等を行い、地域の皆さんとSDGsを身近に感じながら持続可能な公園を目指すものです。
12月から3月まで、期間限定で毎月開催しています。

昨年度から開催しているこのイベント、毎回内容を変えながら行っています。
今回は初の試みとして、映画の上映会を行いました!

上映した映画は、「マイクロプラスチック・ストーリー〜ぼくらが作る2050年〜」というアメリカの非営利団体、カフェテリア・カルチャーがプラスチック削減の環境教育プログラムをドキュメントにしたもの。

ニューヨークの小学生が自らの手で社会の仕組みを変える様子をみて、「使い捨てプラスチックを減らさなきゃいけないと改めて思ったし、具体的に行動を継続していくことの重要さを感じました。」
「日本語版の子どもたちの声もとてもよく、説得力があり、想いのある人たちがたくさん関わっているところが印象的でした。」など自らも「行動したい!」と思ったという感想を多くいただきました。

そんな気持ちをさっそく行動にうつせるのがこのイベントのいいところ。
キッチンカーの豆乳スコーン・豆乳マフィンの専門店「Harunire」さんも包装にはプラ容器を使用せず、マイ容器での持ち帰りや包装なしにも快くご対応くださいました。

同じくキッチンカーで出店していた「エコルシェスタンド」ではドリンクをプラスチックカップではなく100%生分解性のカップで提供していたり、マイボトルを使えば30円引きのサービスも。
エコルシェスタンドで提供しているドリンクは規格外のフルーツを使用しており、今回は学生団体NAMIMATIさんもエコルシェスタンドの横にブースを設け、「フードロス削減のために取り組んでいること」に関する意識調査も行っていました。

そして、今回行列ができるほど好評だったのが「焼き芋Parkクリーン」 公園内のごみ拾いに参加するとホクホクの焼き芋がもらえるという企画で、公園内の掲示を見られた多くの方がごみ拾いに参加してくださいました。

朝から多くの方が参加してくださり、もうゴミがないのでは?と思いきや午後の部でも多くの方がたくさんのごみを拾ってきてくださり、日々の積み重ねが重要であることを感じました。

そして、毎回恒例の分別紙芝居「ウエイスティーとゴミ山の住人」も登場。 捨てればゴミ、分ければ資源ということを親子で実践しながら学びます。

フリーマーケットでは小さいお子さんが宝探しのように自分のお気に入りのおもちゃを探していました。ちょうどお年玉をもらった後だからか、自分のお小遣いからお買い物をしているお子さんも多い印象でした◎

ワークショップコーナーでは「マリンスノードーム作り」と「バスソルト作り」を開催。

SDGsについての学びを楽しみながら深めたり、天然成分だけで仕上げるバスソルトは好きな香りのアロマオイルを選び、持ち帰り用の容器ではお花屋さんがこれまで廃棄していた輸入用の梱包資材を使い、不要になったものを有効活用するアイディアとしても好評でした。


そして、愛犬グッズ無料交換会 『わんsDGs』も開催。

うみかぜ公園に新しくできたドッグランでは交換会の他に愛犬しつけ教室やふれあい体験なども行われ、たくさんのワンちゃん連れの方が楽しまれていました。

うみかぜGomi 0 Park、次回は2月12日(月・祝)に開催となります。
皆さまのご参加、心よりお待ちしております!