3月に入り、春の訪れを感じる気候の中、晴天に恵まれて、3月10日に今シーズン4回目のYOKOSUKA うみかぜ Gomi 0 Parkを開催しました。
このイベントは横須賀市のうみかぜ公園にて、「ごみゼロ」をテーマにエコマルシェ・フリーマーケット・ゴミ分別紙芝居・SDGsに関するワークショップ等を行い、地域の皆さんとSDGsを身近に感じながら持続可能な公園を目指すものです。
12月から3月までの期間限定で毎月開催しています。
公園内のごみ拾いをすると焼き芋がもらえるParkクリーンは、朝から大人気!
そして、今回も前回に引き続き、集めたごみを分別する分別ステーションを完備し、拾っていただいたごみを分別するところまで行っていただきました。
割り箸や竹串は燃えるごみと一緒にしてしまうとごみ袋を突き破ってしまうんだそう。
今回は割り箸や竹串用の箱が準備され、ご来場の皆様にはしっかりと分別いただいておりました。
今回の焼き芋は、前回に引き続き横須賀・津久井にある岩崎ファームさんよりご提供いただいたシルクスイートという種類のさつまいもを使用しました。
このお芋たちはサイズが小さすぎて市場に出回らず、農家さんたちが食べきれない分はそのまま処分されてしまうこともあるんだそう。
焼き芋を作り、ごみ拾いに参加してくださった方々に召し上がっていただきました。シルクスイートは焼き芋にするとしっとりとした食感で、とっても美味しい!
公園で回収した流木の焚き火であたたまりながら、焼き芋を楽しむ親子連れの皆様がたくさんいらっしゃいました。
さかさパンダさんのブースでは、SDGs14番「豊かな海をまもろう」について学びながらマリンスノードームを作るワークショップを開催。
海の中に漂うビニール袋は、クラゲにそっくりで、ウミガメなど海の生き物がクラゲと間違えて食べてしまうそう。そんなお話を交えながら、砂浜に見立てた容器からシーグラスを拾い、世界にひとつだけのマリンスノードームを作りました。
毎回恒例の分別紙芝居「ウエイスティーとゴミ山の住人」。
捨てればゴミ、分ければ資源ということを、楽しいストーリーとともに実践しながら学びます。
今シーズンからは、日本語だけではなく、英語でも読み上げられ、英語圏の方にも楽しんでいただける紙芝居となりました。
うみかぜ Gomi 0 Parkでは、ごみの「分別」だけではなく、その前にごみを出さない、「ごみゼロ」も重要視しています。
豆乳スコーン・豆乳マフィンの専門店「Harunire」さんは、マイ容器での持ち帰りや包装なしにも快くご対応くださるキッチンカー。
マフィン・スコーンと一緒に販売しているドリンク類もマイ容器OK。
使い捨ての紙コップではなく、タンブラーに入れれば風に飛ばされることもなく、寒い冬でも温かい飲み物が長く楽しめます。
暖かくなってきて、フリーマーケットの出店者さんもたくさんいらっしゃいました。
セカンドハンド(中古)品の使用は、環境負荷を減らす具体的な方法として注目されています。不用品が、次は誰かの役に立つ。
雑貨や日用品、おもちゃや衣類などをごみにしてしまう前に、地域で循環させ、モノのいのちをしっかり使い切れるようになったらよいですね!
芝生の広場では「運動会&ドッグダンス発表会」が開催されており。
今月もたくさんのワンちゃん連れの方が楽しまれていました。
イベントの冒頭では、ドッグダンスのデモンストレーションが披露され、トレーナーさんとワンちゃんの息ぴったりなダンスに魅了されました。
その後は、飼い主とワンちゃんが一緒にチャレンジするかけっこや障害物競走、日々の練習の成果を披露するドッグダンスの発表会が続きました。
出演する方も見る方も楽しい運動会&ドッグダンス発表会でした。
冬季限定のうみかぜGomi 0 Park、今シーズンもたくさんの方にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
実はこのYOKOSUKA うみかぜ Gomi 0 Park、過去7回開催しておりますが、屋外のイベントにも関わらず、雨天中止が一度もないイベント。
今シーズンも毎回素晴らしいお天気に恵まれ開催することができました。
来季はさらにパワーアップして開催予定ですので、今年の冬をどうぞお楽しみに!