3月21日から24日までの4日間、パシフィコ横浜にて開催されたジャパン・インターナショナルボートショー2024において『Marisサステナブルビレッジ』ブース出展と海洋高校によるディスカッションイベントを実施しました。
ブースでは「100年後の海」をテーマに『海の豊かさを守っていこう』と呼びかけるためのブース作りを行いました。
まずそのうちのメインとして、日替わりでワークショップを行いました。
ワークショップの内容も、「海の豊かさを守る」ために必要な教えを学べるものばかり。
■石ころアートつくり
わざわざ新しい画材を買わなくても絵を描けるものがある!という体験をもとに、「買うことが前提ではなく、今ある資源を活用すること」の大切さを伝えています。
さまざまな形の石をみながら、「これはおにぎりに見えるね」「これはお魚みたいだね」と思い思いに頼まれている姿が印象的でした。
「お父さんについてきたよ!」というお子さまとお母さん。ワークショップに参加することで、お父さんは気兼ねなくボートショーを楽しめ、お母さんとお子さんも有意義な時間を過ごせたようでした。
■みつろうラップつくり
使い捨てのラップに代わる、繰り返し使える食品保存用のラップ。
好きながらの布を選んだり、布に絵を描いたものにみつろうのワックスを染み込ませ、あっという間に完成します。
ワークショップに参加された方は、みつろうラップの存在を知らない方がほとんど!
「おにぎりやお菓子を包むのにも使えますよ」という講師のお話に、皆さま目を輝かせていました。
ボートショーに遊びに来た家族連れが多く、全ての回がほぼ満席でのご案内となりました。
ご参加いただいた方からは、「海にゴミがたくさんあるって聞いたことある!」と学校での学びやテレビなどから得た情報を共有してくれたり、話をよく頷きながら、真剣な眼差しで聞いてくださる方も多いのが印象的でした。
ワークショップの前後には映画「マイクロプラスチックストーリーズ」の上映も行い、ニューヨークの子どもたちの取り組みを知っていただくことができました。
そして、私達が横須賀市立ボートパークに設置している「シービン」の展示も行いました。
海のゴミを回収してくれるシービンは日本に30台しかないためあまり実物を見る機会がないからか、写真を撮っている方が多くいらっしゃいました。
神奈川県立海洋科学高等学校と新潟県立海洋高等学校の生徒のみなさんが開発した商品等の展示も行い、あまり知られていない「海洋高校」についての紹介もしました。
そして、マリンスポーツを主とする私たちだからこそ伝えたい、ライフジャケットの大切さ。
今回はブースにお立ち寄りいただいた方へARを使用した抽選会を行い、当選された方にライフジャケットをプレゼントさせていただきました。
また、イベント初日にはマリンスポーツ財団応援サポーターの島倉りかさん(BEYOOOOONDS)と斉藤円香さん(OCHA NORMA)のお二人もブースに遊びに来てくれました!
お二人には標本づくりにも挑戦していただきました!
こちらの様子はYouTubeでも公開されていますのでぜひご覧ください!
これから1年間、MARISの公式応援サポーターとして活動してくださいますので、今後の活躍もどうぞご期待ください!
これから夏に向けて水遊びが増えていくことと思います。
まずは身の安全を守り、そして海の豊かさを守るためにもゴミを出さない、捨てない工夫をしながら楽しんで過ごせるといいですね。
そして、ステージでは神奈川県立海洋科学高等学校と新潟県立海洋高等学校の生徒のみなさんによる、海洋高校生によるディスカッションイベント『サステナブルなマリン事業』を開催し、各学校でのマリンスポーツ実習の成果発表とこれからのマリン事業についてのディスカッションを行いました。
白石康次郎氏さんからのビデオメッセージとMaris応援サポーターの島倉りかさん(BEYOOOOONDS)と斉藤円香さん(OCHA NORMA)も参加いただきました。
こちらの様子はYouTubeで公開されていますのでぜひご覧ください。