『シービン設置式』・『どこでもピカピカ大作戦』レポート

どこでもピカピカ大作戦・シービン設置式を開催しました!
3月22日、深浦ボートパークにて横須賀市立浦郷小学校との共催イベント、「どこでもピカピカ大作戦」を開催しました。

直前までの雨予報が嘘みたいな青空の日。
浦郷小学校から4年1組の皆さんがたくさんの小道具を持ちながら歩いて来てくれました。

この、「ピカピカ大作戦」は浦郷小学校の4年1組が総合学習の時間を使って「自分たちの暮らす追浜の街をきれいにしたい」というところから始まったもの。
まずはゴミ拾いをしよう!と街に出てみると、集まったのはタバコの吸い殻やお酒や缶コーヒーの缶など、大人が出しているであろうゴミばかり。
「街の人にも呼びかけなくては!」と考え、地域でゴミ拾いをしている人を探しました。

そこで見つけたのが、「Oppapamamaile」という育児コミュニティ。
コロナ禍でママたちが集まることができなくなってしまったため、おしゃべりの時間も兼ねて月に一度地域のゴミ拾いを行っている団体です。
児童自らOppapamamaileさんへ連絡をし、ゴミ拾いについてお話を聞いたところから始まりました。

Oppapamamaileさんが抱えているゴミ拾いの悩みは「ゴミ拾いは楽しいものではないので、回を重ねるごとに参加者が減ってしまう」ということ。
それを聞いた4年1組の皆さんは、「それなら、楽しくゴミを拾える方法を考えよう!」と過去2回ゴミ拾いイベントを開催してきました。

↑私たちもゴミ拾いに同行したり、イベントにも参加してみました。

そして、今回の「どこでもピカピカ大作戦」はこの1年間の集大成とも言える3回目のイベント。4年1組としては、最後の総合学習の授業です。
“ゴミ拾いを楽しんでもらいたい!”そんな想いから考えられた、今回の内容はこちら。
①分別ビンゴ ②ルートゴミ拾い ③重さゴミ拾い ④コロコロ迷路

分別ビンゴでは、まず受付を済ませたらゴミ袋を受けとり、ゴミ拾いに出かけます。
そして、戻ってきたら集めたゴミを分別しながらビンゴカードに書かれた「お菓子の袋」や「ペットボトル」などを探しながらチェックしていきます。見事ビンゴできたら、景品のシールをゲット!
重さゴミ拾いではゴミ拾いで拾ってきたゴミの重さを測り、その記録を競うというもの。
これまで何度も街のゴミ拾いをしてきたからか、ゴミの多いポイントがなんとなくわかっているようで大人よりも子どもたちの方がたくさんのゴミを拾ってきていたのには驚きました。

そして、4年1組の皆さんにも楽しんでもらいたい、と今回は私たちからも「ゴミ分別紙芝居」と「星の砂マリンスノードームづくり」のコーナーを用意しました。

ゴミ分別紙芝居はうみかぜGomi 0 Parkでもお世話になっている滝沢ゴミクラブの渡辺さんに今回もお越しいただきました。
これまでは未就学児〜低学年のお子さんが多い印象でしたが、さすが4年生ともなると分別慣れしていました。

星の砂マリンスノードーム作りは、さかさパンダサイエンスプロダクション様にお越しいただき、SDGsのお話や海の生き物の話も学べるワークショップを開催していただきました。
自分で中に入れるものを選び完成した世界に一つだけのスノードームを見せ合う笑顔がとても印象的でした。

4年1組の皆さんのおかげで、私たち大人にとっても気づきが多く見つかったイベントとなりました。
5年生、6年生とこれからどんな風に変化(進化!?)を遂げていくのが、とても楽しみです。
また、深浦ボートパークにも遊びに来てくださいね!