隅田川水面の祭典2024 『Marine Sports Festival in 隅田川』 開催レポート

5月26日(日)に隅田川水面の祭典2024『Marine Sports Festival in 隅田川』が開催されました。

さらに今年は、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」の達成に向けマリンスポーツ財団で掲げる「MARISサステナブル宣言」をうけ、SDGsについて学ぶワークショップも開催しました!

とても気持ちの良い爽やかな風と青空の一日◎
第16回目ということもあって、朝から「待ってました!」と言わんばかりにたくさんの方がお越しくださいました。

【マリンスポーツ体験】

① スーパーキッズボート体験

募集定員:午前の部24組(48名)午後の部24組(48名)
参加条件:5歳以上。小学生未満は18歳以上の大人の同乗が必要となります。乗船定員:2名(インストラクターを除く) ※インストラクターが同乗します。

事前予約で前日までにすべて満席に!

スーパーキッズボートでは、乗る前は緊張気味だったお子さんたちの表情が戻ってきた時にはとても爽やかな笑顔になっているのが印象的でした。

キッズボートの乗船体験をした小学1年生の男の子は、「はじめて乗ることができた!早かったけど楽しかった!」と声を弾ませがながら嬉しそうな表情をみせた。

② 水上オートバイ試乗体験

募集定員:午前の部:16名・午後の部:16名
実施時間:(午前の部)10:00~12:00 (午後の部)13:00~15:00
参加条件:小学生以上。(身長が140cm以上)シートに座って両足がデッキに着くこと乗船定員:1名(インストラクターを除く)

水上オートバイ試乗体験に参加された50代の方は、「普段はバイクに乗っているが、道路とは違って風を切る感じがありバイクよりも楽しかった。スピードはゆっくりでも、早く感じることに驚きました。」とお話ししてくださいました。

【マリンスポーツデモンストレーション】

そして、この日多くの観客を魅了したのが「水上バイクフリースタイル」と「アクアボートフライングショー」

水圧だけで浮かび、空を舞うように自由自在に操る姿と時折飛んでくる水しぶきに見ているこちらまで気持ちよくなります。

ダイナミックなアクアボートのパフォーマンスを披露してくれたのは城ヶ島を拠点に活動している「TEAM TEEDEE」の皆さん。
メンバーも募集されているようなので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

フリースタイルデモンストレーションでは、世界でも数名しかできない大技ダブルバックフリップを披露して会場を盛り上げてくれました。

お昼の時間帯には、多くの来賓の方々にお集まりいただき開会式も開催。和太鼓奏者 小林太郎さんの演奏から始まった開会式。

人々の憩いの場として再生した隅田川で親子で楽しめる水上体験ができる機会を作ることや川の活用方法について考えること、さらに川地域の繋がりや川事業の文化発見を目的としたイベントであることが様々な方から伝えられました。

川繋がりということで、秋田県湯沢市から市議会議員の皆さまも遠路はるばる駆けつけてくださいました。

【S D G s14 海の豊かさを守ろう!ワークショップ】

① 石ころアート(1回10名予定)
② バスソルト作り(1回10名予定)
③ みつろうラップ作り(1回10名予定)

そして、本イベントでは今年が初となる「SDGs14 海の豊かさを守ろう!ワークショップ」

バスソルト作り

天然由来の成分だけを使用し、排水にも配慮。持ち帰りのための容器はお花屋さんがお花を海外から輸入するときに使用される保水容器を使用し、「一度で捨ててしまうのではなく、何かに活用できないか?」を考えるきっかけともしています。

アロマアクアリウム作り

こちらも家庭の冷凍庫で眠っていたり、捨て方がよくわからず困ることの多い保冷剤をアップサイクル。保冷剤の中身に好きな香りのアロマを垂らし、さらにビーチで集めた貝殻やシーグラスなどを合わせて飾れる消臭芳香剤に仕上げます。

みつろうラップ作り

コットンの布にみつろうをベースにしたワックスを染み込ませて作るみつろうラップは使い捨てのサランラップに代わる食品保存用ラップ。
好きな柄の布を選んだり、無地の布に絵を描いたり…楽しみながらプラ削減に繋がります。

ワークショップにご参加いただいた皆さまと、「なぜ海のゴミが問題になっているのか」についても考え、親子で取り組みを始めるきっかけにもなったかと思います。

今回のイベントでは、オリジナルフォトフレーム投稿キャンペーンを実施し、スマホでの撮影もお楽しみいただきました◎

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!
これからどんどん暑くなり、マリンスポーツのシーズンがやってきます。水辺ではライフジャケットを着用し、安全に楽しみましょう!