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創立60年にあたってGreeting

このたび関係諸団体のご支援、ご協力のもと創立60周年を迎えることとなりました。
当財団は2012年4月に内閣府より公益財団法人として認可を受けてから10年が経過し、より一層社会に貢献する団体として公益目的事業を推進してまいりました。

安全啓発事業では、国際的なライフジャケットの着用キャンペーンを全国で展開し、また日本では事例が少ないライフジャケットのレンタルステーションを拡大するなど着用意識の啓発を図りました。

施設マネージメントにおいては2016年より横須賀市の不法係留船対策として設置された深浦・浦賀ボートパークの管理者として指定を受けるとともに、横須賀市と継続的に推進してきたマリンスポーツイベント「うみかぜカーニバル」を両ボートパークでも展開するなど地域の水辺への関わりを深め、2021年度には指定管理者構成団体の一員として、水辺に隣接した港湾緑地の2公園の管理業務を受託し、より当財団の活動を深化させることができました。

その一方、施設管理の業務形態が大きく変化したことなどにより、柏崎市マリンスポーツ交流センター、大阪府立漕艇センター、大阪府営二色浜公園については指定期間の満了とともに管理業務を全ういたしました。

またマリンスポーツ実習を展開している新潟県の海洋高校において、未来を担う職業教育として取り入れられたマイスターハイスクール活動に関わり、神奈川県では教科としてカヌーやディンギー、SUPなど幅広く親しまれているアクティビティーの授業を担当するなど、マリンスポーツの担い手の育成への関わりが一層深まりました。

そして第60回事業年度にあたる2022年度では、新たに入手したオフィスビルに移転しての賃貸事業をスタートし、加えて2023年度からは、次世代の人材育成と海洋活動の促進を図るための助成制度を立ち上げるはこびとなりました。

創立60周年にあたり、公益財団法人として、次世代への継承と同時に世界の開発目標であるSDGsに取り組むとともに、全ての事業を通じて広く一般に対し「有効かつ適正な水辺利用の環境整備」や「水辺への親しみやすさ」を育む契機とし、「人々の水辺に対する意識」を変え、これからの日本の水辺環境の『進化』と『親化(しんか)』、更には『深化』を求めて、社会貢献に資するべく活動を行ってまいります。

関係各位のなお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げご挨拶とさせていただきます。

2023年3月20日
公益財団法人マリンスポーツ財団
会長 笹川 善弘

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