東日本大震災の影響により、水辺から人々の余暇活動が遠ざかる傾向にあった中でも、マリンスポーツを正しいプロセスで楽しめるよう安全確保と事故の未然防止に努めました。また、事業全般においては、地球環境に配慮した環境保全の啓発活動を行うとともに、経費節減を図るなど効率的・経済的に事業を行いました。
　マリンスポーツの普及・振興事業では、海事関連団体等との連携を図り、広く一般に各種マリンスポーツが安全で健全なものとしての普及に努め、水辺の安全対策向上への取組みとして国際機関と連携し、水上オートバイ（ＰＷＣ）を使用した救助活動組織の強化を行うとともに、各種マリンスポーツ競技団体が円滑な活動を行えるよう事務局運営への支援・協力に努めました。
　親水事業においては、緊急時の避難誘導や安全対策を強化し、自治体・公共団体等と連携して継続的に親水イベントを開催し、マリンスポーツの普及および海の安全知識の啓発を図るとともに、各地域のマリスクラブへの活動支援・協力を行いました。
　安全啓発事業においても、大阪府営二色の浜公園、マリンスポーツパーク・浜寺（大阪府立漕艇センター）の指定管理業務を通じ、海洋実践学習（マリス海洋スクール）やマリンスポーツの体験乗船会を開催し、多くの青少年と一般に対しマリンスポーツの楽しさと安全についての啓発活動に努め、また新潟県柏崎市みなとまち海浜公園内マリンスポーツ交流センターの管理業務を通じて、水辺利用のルール・マナーの啓発、および安全、かつ快適に水辺の余暇を楽しめるよう施設の適正な運営管理を行いました。

［2011年度トピックス］
　■大阪府立漕艇センター(マリンスポーツパーク・浜寺)指定管理開始

競技団体の主な事業

主なイベント

このページの先頭へ